九州への南下叶わず、デンマークまで北上することに・・・。日々の諸々について記録する公開メモ帳。
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またもや、お久しぶりです、という挨拶からの書き出しになってしまった。
最後の更新が1月のEM記事なので、かれこれ3ヶ月以上経過したことになる。

その間何をしていたかと言えば、

出産と育児してました。

出産直後は、出産sハイなテンションであれこれ記録しておかなくちゃとやる気満々でいたのだが、その後始まった赤子の世話に伴う細切れ睡眠の影響はなかなか強力なもので、そんなやる気は早々に出奔。

始めの2ヶ月は、日中は廃人がごとく朦朧とした状態、Pが帰宅する夕方からは時間ができても色々温存するため心身ともに冬眠状態、という生活を送っていた。

2ヶ月を半分過ぎた辺りから、食べる寝る排泄する泣いてジタバタする以外に何も出来ない人のお世話にも慣れ、夜中の授乳リズムも整い始めて随分楽になったのだが、今度は日中、赤子の起きている時間が長くなり、授乳・オムツ替えといった実務的なこと以外にエンターテイメント的なことも要求されるようになって、まとまった時間を取ることは困難になってしまった。

ということで、あっという間に出産から3ヶ月以上経ってしまったのだ。
 

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さて、散り散りになっている記憶をまとめ直すためにも、まずは出産について時系列的な整理から始めようと思う。


2月1日が予定日だったのだが、実際に出産したのは1週間程早い1月下旬であった。
それまでずっと腹に向かって「予定日より後に出てくるんだよー」と説得を試みていたし、正産期に入っても何の予兆も感じられなかったので、きっと予定日から1週間くらいは遅れるだろうと変な確信を持ってのんびり過ごしていたところ、それは突然やってきた。

早朝3時
 ふと目覚めて、下腹部に生理前のような軽い鈍痛があることに気づくものの、すぐにまた寝入る。

7時
 起床。引き続き鈍痛有り。トイレに行ってみると、ショーツに出血。これが所謂「おしるし」か!Pを起こす。

7時半
 朝食を摂りつつ、念のためPに病院へ連絡を入れさせる。前駆陣痛と思われる鈍痛について説明。記録していた陣痛時計アプリを見返してみると、この時その間隔は概ね10分前後。ただまだあまり痛みも強くないので、開始終了のポイントがいまいち分からず、記録している間隔は長かったり短かったりとまちまち。助産師からは、とりあえずそのまま自宅待機の指示。朝食後、シャワーを浴びる。

13時
 痛みも徐々に増して来て、間隔は6~8分くらい。再度病院へ連絡。助産師の指示は相変わらず「待て」。イケズなわけではなく、病院に来てもまだ何もすることは無いし家に居た方がリラックスしていられるでしょ?、という配慮とのこと。5分間隔になったら、また電話するようにと言われる。

15時
 小中学校の時のマラソン大会を思い出しながら、陣痛が来たら「吸って吸って長ーく吐いて~」の呼吸法で陣痛対応。まだまだ我慢できるものの、5分前後の間隔になってきたので、病院へ連絡。助産師の指示は「16時に夜勤交代があるから、それまで待ってから病院に来るように」・・・。病院へ持っていく荷物をまとめ、出陣の身支度。

16時15分
 病院到着。私の担当助産師Susanneは本日日勤で先程帰ったとのこと。助産師Stineが担当。診察室に案内され、尿検査、『Vandrejournal(妊娠過程に関する記録)』と『出産プラン』の用紙を提出。子宮口チェック。開き具合は4~5cm。「いつぐらいに生まれるか」と尋ねたところ、「子宮口は大体1時間に1cm開いていくので、順調に行けば今日中」との返答(『fødejournal(出産記録)』には「遅くとも20時半だろう」と書いてある)。

 ちなみに私の『出産プラン』は、
  ・陣痛緩和のため、入浴、笑気ガスの使用
  ・父親がへその緒カット
  ・カンガルーケア
 麻酔で感覚をなくして何が起こっているのか自分で分からないのはイヤだなぁと、無痛分娩は希望せず。

17時半
 LDRへ移動。 陣痛は、まだまだ長距離走的呼吸法で対処可能。助産師から湯たんぽを渡される。効果はまぁまぁ。

17時50
 浴槽にお湯を貯め始めるとともに、浣腸で腸内を洗浄しておく。

18時 
 入浴。久しぶりの湯船に感動。助産師が軽食を用意してくれる。内容は、トースト、サンドイッチ、紅茶コーヒー等の飲み物。陣痛の合間を縫って食事をとる。

18時40分
 私は認識していなかったが、この頃破水。お湯が冷たくなってきたので、水を入れ替えてもらう。浴槽はビニールシートで覆われているため、Pと助産師が冷たくなった水をバケツで汲み取って、暖かいお湯を入れるという手作業。お湯が温いばかりか、破水とともに出血もしていたため、浴槽の湯は心なしか生臭い。生簀の魚になった気分。

19時
 いよいよ出産も佳境に突入。つまりは陣痛もほぼMax、2~3分おきに大波がやって来る。もはや長距離走的呼吸法で気を紛らわすことは不可能。お尻の方に力が入って辛いと訴えると、いきみ始めてもよいとのゴーサインが出る。この時、子宮口の開き具合は8cm。看護士も登場。

19時半
 子宮口の開き具合10cm。陣痛の度にいきんでみる。食い縛った歯の隙間から息が抜けることがあり、そうすると下腹部にきちんと圧が掛からないよとの指摘を受ける。この段階はそれはもう痛すぎて、「次回があるなら今度は絶対無痛分娩だ」「鉗子でもバキュームでもいいから、早く赤子の頭引っ張り出してくれないかしら」と思う。体はクタクタでも頭の中は割と冷静。

19時55分
 赤子の頭部が出口に近づくとそこに焼け付くような痛みが走るため、最後のいきみを躊躇してしまう。その度、赤子の頭がつるりと腹の方に戻ってくるのが分かり、「はぁ・・・また一から踏ん張り直しかよ」とガッカリする。これで一瞬気力が落ちるのだが、陣痛の波にまたすぐ追い立てられて、またいきむより他にやる術なし。この時赤子の心拍数が若干弱まっていたのだが、あともう少しで出てくると助産師が判断し続行。

19時58分
 痛みの余韻が引く間もないのでもういつ陣痛が来てるのかも分からないけれど、これを最後のいきみにしようと頑張って「グウ~」と唸りながら長くいきむ。助産師が指を突っ込んで手助けしてくれ、赤子がにゅるりと出てくる。水の中からザッパァーンと赤子登場。痛いの終わったぁという感動に浸って赤子を抱いた腕に力を入れ忘れ、助産師から「赤ちゃん、溺れる!溺れる!」と注意を受ける。

父親Pの初仕事は、へその緒カット。次に上着を脱いで、素肌で触れ合う父と子のカンガルーケア。

その間に私は助産師と看護士に支えられながら浴槽を出て分娩台に上がり、胎盤除去と自然裂傷した会陰の縫合を受けた。
胎盤は、助産師に腹を押されつつ再度いきんで出す。

助産師がその胎盤をチェックしている間、赤子は私の胸の上に乗っけられて必死に胸に吸い付こうと試みるのだが、通常この時母親が感じるという「この世で一番可愛い!」という眩い感情はなく、「これが腹の中に入ってたのかぁ」というただの感想しか思い浮ばなかったという事実は、赤子には秘密にしておかなくては。


終わってみれば安産の口で、助産師からは「Du er mega sej!(超カッコよかったわよ!)」というお言葉も頂いての出産だった。
出産直後は最後の1時間の拷問がごとき痛みが記憶に新しく、また縫合した会陰が「世界の中心はここにアリ」というくらいにずしーんと痛くて、「出産=辛い」、もう絶対にムリとばかり思っていたのに、3ヶ月が経って赤子が声を出して笑い始める頃には、また経験したいなぁと思うようになっているという不思議。


とりあえずしばらくはユルく育児を頑張ります。

上の写真は、出産した浴槽。衛生上、ビニールを被せて使用する。そのため入浴はビニール臭で始まり生簀臭で終わる。陣痛逃しのつもりが結局出るタイミングを逸して水中出産になってしまったのだが、終わり良ければ全て良しだ。
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Comment

 

おつかれおつかれ!!
詳細な出産記録も素晴らしい!
お風呂での出産も「プールみたいなところなのかしら?」
「よく一緒に排便してしまうとも聞くけどどうするのだろう?」と色々疑問だったのが解消されました。
あと、予定日より後が良かったのはPの育児休暇の関係?(予定日より遅れた4000g児としては母体への負担を懸念)
ベビースイム、誕生時に溺れそうだったのがトラウマになってないと良いけど・・

NAME:双子の叔母 | 2014.05.01(木) 05:15 | URL | [Edit]

 

Re: タイトルなし

> 双子の叔母さん。

おはようおはよう!早起きだね。

私のは生簀だったけど、病院見学の時に見た部屋のお風呂は、長方形でそれほど深くなくて、タイル張りの普通のお風呂だったよ。
日本の妊娠出産本に、「事前に腸内洗浄しておくかどうかは病院で異なる。というのも浣腸で陣痛の痛みが増す可能性があるため・・・」なんて記述があって内心びびってたけど、実際のところはそれで痛みが増したのかどうかなんて分からなかったな。
予定日より後が良かったのは、単に自由を満喫したかったからよ。

月曜にスイミング行って来た!けど、私がまたもやしっかり支えてなかったために、がっつり水を飲んでしまい敢え無く途中退場・・・トラウマ上塗りですよ(でもお風呂は好きなのよ)。

NAME:maimai。 | 2014.05.01(木) 05:47 | URL | [Edit]

 

おめでとうございます!
世界の中心はココにあり
がツボに入ってしまい、今電車の中でずっと笑っています。
本当に最後の最後まで大変なのですね。

いつも待ち遠しく読んでいます!
またの更新楽しみにしています!

NAME:Bjornensover | 2014.05.12(月) 14:08 | URL | [Edit]

 

Re: タイトルなし

>Bjornensoverさん。

ありがとうございます~。
嬉しいお言葉も、どうもです。
世界の中心が他のどこかに移動するまで、結局1ヶ月くらい掛かりました。いやぁ痛かった。

今まで以上に不定期更新になると思いますが、今後もどうぞ宜しくお願いします!

NAME:maimai。 | 2014.05.12(月) 16:26 | URL | [Edit]

 

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