九州への南下叶わず、デンマークまで北上することに・・・。日々の諸々について記録する公開メモ帳。
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ビジネススクールに通っていた時のこと。
男兄弟のいない私にとって、男子育児は未知の世界、不安なんだよーとクラスメートのM君に話したところ、
「男は単純でカワイイもんよ。たくさんのゲームとママのおっきな愛があれば十分さ。分からないことがあれば俺に電話して!」
と言ってくれた。

今時な若者なんだけれど、社会性があってさり気ない気配りの出来るイイ子で、そんなM君、「名前、俺のなんてどう?オススメだよ。」とも言っていた。

M君の名前であるMatiasは、私には抵抗の無い名前(発音可能、日本語的に変な響き・意味にならない)だったが、Pの親しい同僚に同じ名前の人がいるので却下。
しかも近年の名前ランキングで常に10位前後に位置している名前なので、あのお友達このお友達も同じ名前ということになりかねない。

我が子の名付けに際しては、ありふれた名前ではないけれど、DQNネーム、キラキラネームでもなく、また日本人的には少なからず意味のこもった名前を付けたいと思ってしまうものだが、そういう観点で取り組み始めると、デンマーク名は大きな壁にぶち当たる。
そもそもデン名には由来はあっても日本語のように漢字を以って意味付けすることは出来ないし、純デン人的名前となると家族・親戚に同じ名前はいなくとも、友達、同級生、同僚とちょっと輪を広げると大抵の名前が被ってしまうのだ。

結局我が家の赤子が名前を正式に獲得するまで掛かった日数、何と3ヶ月弱!
 

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まぁ、3ヶ月の内訳としては生後半月は放置、半月~2ヶ月は議論、2ヶ月半で事務手続き、3ヶ月目で承認といった感じ。

うちの赤子の名付けの過程は次のようなものだった。

当初私達は「名前はひとつでいいよね~」とラフに話していたのだが、実際生まれたところで、名付けに関して関係者それぞれの腹を割ってみると、
 私:デン語名でも和名でもどっちでもよい
 P:和名希望
 Pママ:(伝統的)デン名希望
という状況。それを勘案した結果、結局和名とデン名の両方を付けることとなった。

そもそも日本とデンの双方で許容できる名前がベストと考えて、名前はひとつと思っていたのだが、日デン共通の男子名となるとかなり選択肢は狭まる。
またどうしても和名的にはキラキラ境界にならざるを得ないのが決断の難しいところで、例えばKaj、Asger、Noah、Luca、Liam。
しかし、通常の和名のみでは「学校でいじめられたら心配」というPママの意見もあり、状況に応じて選択できるようにという補助策でデン名も考えることにしたのだ。
 
和名を決めるにあたっては、
 ・私は私の家族に繋がりを持つ「Eito」が第一候補だったのだが、デン語で「Ei/Ej」は「アイ」と発音するため、アウト
 ・「~太郎」「~ノ介」といった和な名前は、Pパパママが覚えられないというので、アウト
といった点を極力削ぎ落とした中で、Pと私がそれぞれ良いと思う名前で妥協点を図った。
それでもデン人には馴染みのない名前なので、聞き返されて綴りを教えなくてはならないこともある。
デン社会が外国文化を受け入れ変化してきているとは言え、今後もこのような場面に出くわすことは多々あると思われるので、自分のルーツと名前に誇りと自信を持てるようにしてあげないといけないと思っている。

一方、デン名は和名とのバランスを考えて一番マッチする曽祖父の名前をもらうことであっさり決定。
曽祖父の名前ということで、当然Theデン人な名前であるが、古臭い名前なので幸い近しいところに同じ名前の人はいない。

デン名を決める時に出てきた小話として、「Brian」は昔放送されていたコメディーの影響でお馬鹿さんなイメージ、「Niles」は『ニルスのふしぎな旅』の影響で小人(大きく成長しない)のイメージが根強い名前であるらしい。
Pママは、「Rasmusは犬の名前みたいだわー」と言っていたが、時代によって人によって名前のイメージはそれぞれ違っているから面白い。


事務手続きについても記録しておく(※詳細は必ず各機関に要確認)。

日本国籍との関係
日本国内での出産であれば出生手続きは生後14日以内だと思うが、海外在住の場合は生後3ヶ月以内である。
在デン日本大使館のHPを見たところ、出生手続きには複数の書類提出が要求されているが、実際に問い合わせたところ、出生届2通、出生証明書、出生証明書和文の3種類だけでOKとのこと。
出生証明書については、在住地区の教会から送られてくるものではなく大使館が規定しているフォームのものでなくてはならない。
助産師に記入してもらう必要があるので、出産前に予め大使館から取り寄せておくと二度手間にならない(出生届2通と出生証明書和文雛形も同封して送ってくれる)。

デンの名前登録
住民票的なもの(CPRナンバーの取得)は、出産した病院が手続きをしてくれるので、両親が個別に事務手続きをする必要はない。
事務手続きが必要となるのは、名前の付与に関してなのだが、日本国籍を考えない場合、デンでは生後6ヶ月以内に手続きをすればよいことになっている。
「Dåb(洗礼)」と「Navngivelse(命名)」のいずれかの方法で行うことになっており、前者は教会で洗礼を受けるというセレモニー的なもので、後者は日本の出生届のような用紙を教会事務局に提出する簡素なものである(※今はNemIDを使ってネット上で手続きをする)。
なお、前例のない名前を付与する場合は、その名前が名前として一般的なものであることを証明する書類を追加で求められる。
我が家の赤子の場合は、「和名・デン名・私の姓・Pの姓」と名付けようとしたので、和名と私の姓に関して書類の提出が要求された。
和名については日本で購入した名付け本の該当部分のコピー(※ひらがな・漢字だけでは用を成さないので、ローマ字の綴りが記載されていることが必須)を、姓については行政書類が必要とのことだったので、配偶者ビザ申請時に移民局に提出した婚姻届とそのデン語訳文それぞれのコピーを提出した。


ビジネススクールの前期試験で会ったセンサーの女性は、次男の名付けに期限たっぷり6ヶ月を要したと話していた。
その間は、「Lillemand(おチビさん)」「Lillebror(弟君)」と呼んでいたそう。

名前は呼び続けるうちに自然とそれでなくてはならないように思えてくるのが不思議だ。
妊娠中ずっと「Lilletykke(ちっちゃいおデブさん)」と呼んでいたため、生まれてからも「ちっちゃいデブ」以外にしっくり来る名前が思い浮かばなくて苦労した。

とりあえず名前が無事に決まってよかったよかった。

上の写真は、夏に友達とコペン散策をした時に見た砂の造形のひとつ。その名も「Big mama」。こだまのようなのが足元にわらわら。こんなにいたら、名付けも一苦労だろう。
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Comment

 

名前を教えてもらうまでずいぶん間があったなと思ったけど、そんな苦労があったのね。
ママとパパが一生懸命考えた名前は一生の贈り物になったのではないでしょうか。ちなみに、名前を聞いて最初思い浮かんだのが「・・宝塚にそんな人いなかったっけ?」すいませんちゃんと含蓄ある言葉でしたね・・

NAME:双子の叔母 | 2014.05.10(土) 04:02 | URL | [Edit]

 

Re: タイトルなし

>双子の叔母さん。

日本は生後2週間で名前を決定しなくちゃならないなんて、大変だよね。
そうそう、名前を説明する時、四字熟語より手っ取り早いので宝塚の方のお名前借りてるよ。

NAME:maimai。 | 2014.05.12(月) 16:18 | URL | [Edit]

 

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maik0612

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